【BTSの純資産】地球上で最も成功したK-POPグループ

BTSの各メンバーの純資産を分析

アメリカやイギリスのトップアーティストが、世界最大のポップスターだと思い込んでいるのは、無理もないことかもしれない。しかし、現実はK-POPの足元にも及ばない。K-POPアーティストの楽曲は、何十億というダウンロードとストリーミングを記録している。

BTSは、まさしくそのK-POPのヒエラルキーの頂点に立つグループである。メンバー全員が億万長者で、グループとしての総資産は約3,000億円。フォーブスによると、BTSの年間収入は5000万ドル(約73億円)であり、世界の音楽業界で最も有名なグループの一つである。

それでは、BTSの各メンバーの純資産を分析してみよう。

J-Hopeの純資産額【2022年】

BTS J-Hopeの純資産は約26億円と言われている。J-HopeはBTSの中で最もお金持ちのメンバーで、グループのリードダンサーでありラッパー。また、セカンダリーボーカリストとしての役割も担う。ミックステープ『Hope World』を発表し、世界的な音楽チャートでランキング入りしたことで、同世代のアーティストより優れた成績を収めた。

「KpopStarz」「Seoul Space」などのメディアによると、J-Hopeは2018年3月に独立盤をリリースした。このアルバムからのヒットシングル「Daydream」はビルボードワールドデジタルソングセールスチャートで1位を獲得。

また、J-hopeは「Chicken Noodle Soup」でグループメンバーとして初めてソロでHot100のヒットを記録した。ソウルの豪華な城水洞の「Trimage 」に2億円相当のマンションを所有。J-Hopeは慈善家でもあり、アフリカの苦しむ子供たちを助けるために900万円、ChildFund Koreaに890万、韓国の恵まれない子供たちに840万、そして自分の誕生日には1100万を慈善団体に寄贈している。

Sugaの純資産額【2022年】

次は、BTSのSuga。Sugaの純資産は約25億円と言われていて、グループ内では共同プロデューサー、ソングライター、リードラッパーの役割を担う。

世界的な作曲家として知られ、グループ内で最も作曲に貢献し、多くのヒット曲を生み出している。

BTSの楽曲の作曲、ミキシング、編曲、マスタリングを担当。現在までに100曲以上のBTSの楽曲をプロデュース。Sugaは、BTSの音楽への貢献、ツアーやショー、ソロミックステープなどで収入を得ており、彼のソロミックステープは、2016年に「Agust-D」、2020年に「D-2」がある。

また、Sugaはブランドのエンドースメントを通じて収入を得ている。Sugaは、漢南リバーヒルという一等地に約3億円の不動産を所有している。他のメンバーと同様、彼は慈善事業に寄付しており、慶明大学東山病院の「癌の子供」部門に1300万を寄付した。

さらにARMY名義で、韓国全土の39の孤児院に韓牛を寄付した。パンデミックの際には、大邱のコミュニティに800万寄付している。

Sugaはメンバーの中で2番目にお金持ちで、イ・ソラなどのアーティストのためにトップセラーのトラックを作曲。Epik’s Highと「Eternal Sunshine」やスランと「Wine」を共同制作し、MMAの「Best Soul/R&B Track of the Year」を受賞した。Sugaは「2017年ベスト・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」も受賞している。2020年に「Eight by IU」をプロデュースした後もヒットを飛ばし、アルバムは複数の賞を受賞している。

RMの純資産額【2022年】

RMの純資産は約25億円と言われている。元「ラップモンスター」の名で知られるRMは、バンタンの中心的な存在だ。彼はグループのリードラッパーで、ARMYは彼を「ラップモン」と好意的に呼んでいる。

RMはIQ148の天才だと言われており、韓国音楽著作権協会の最年少メンバーの一人であり、130曲以上の楽曲を発表している。RMは、BTSの音楽への貢献、ツアーやライブ、ソロのミックステープ、ブランドのエンドースメント契約などで資産を得ている。

RMは、「ナインワンハンナム」ビルに5億7千万の不動産を所有している。グループの他のメンバー同様、RMは慈善家で、2018年に慈善団体「聴覚障害学生のための音楽教育」に800万を寄付した。翌年も同団体に800万を寄付し、さらに国立近現代美術館財団に約840万を寄付している。

RMはBTSと共に、チャートを席巻した楽曲「Butter」をはじめ、多くのヒットシングルを手がけている。また、RMは韓国で生産されるK’hawahコーヒーのブランドアンバサダーでもあり、契約によるロイヤリティを得ている。

ジンの純資産額【2022年】

ジンの純資産は22億円と言われている。ジンはグループの最年長で、ボーカルの才能を発揮してグループに貢献している。ジンは裕福な家庭の出身とされ、遺産を受け取ればBTSのメンバーの中で最も裕福になる可能性がある。

ジンはBTSのキャリアとビジネスセンスで財産を築いた。ジンは2018年、弟と一緒に日本食レストランを設立。ウォールストリートジャーナルとのインタビューで、BTSのジンは家族全員がビジネスをしていることを認めた。

BTSの音楽への貢献、ツアー、ライブ、ブランドのエンドースメント契約、そしてビジネスの利益を通じて、収益のほとんどを稼いでいる。また、スーパーカー好きでも知られ、ポルシェ・パナメーラGTSとランボルギーニ・アヴェンタドールSを所有している。

ジンはハンナザヒルに3億5千万相当のアパートを所有しており、グループメンバー同様、慈善活動のセンスもある。ジンはユニセフのオナーズクラブに88万、韓国動物福祉協会にも寄付している。

ジミンの純資産額【2022年】

BTSジミンの純資産は約22億円と言われていて、V、ジョングクと並んでいる。ソフトな歌声とセクシーなダンスでファンを魅了し、ARMYは、彼を「妖精」と呼んでいる。グループのアーティストの中で最も多くのブランドとのエンドースメント契約を結んでおり、「アイドル個人ブランド評判ランキング100」で35ヶ月連続1位を獲得している。

ARMYは、ジミンのことをグループの中で一番高いの声の持ち主とし、すべての音を難なくこなすと述べている。グループのボーカルとダンサーを務める彼は、高級住宅地である「ナインワンハンナム」に約5億3千万を現金で支払い、アパートを所有している。また、盤浦中宮に約4億円相当のマンションを所有し、約9千万の改修工事中である。

ジミンは、韓国の学生を支援する全南未来教育財団に800万を寄付するなど、気前がいい一面もある。また、釜山広域市教育庁に約900万、出身高校に260万を寄付している。

Vの純資産額【2022年】

キム・テヒョンの純資産は約22億円と言われている。BTSの「V」ことキム・テヒョンは、グループのリードボーカルであり、ダンサーでもある。Vはアルバム販売、ミュージックビデオ、ツアー、ライブ、そして俳優業を通して財産を得ている。

2016年の韓国映画『花郎』では主演を務めた。ローリングストーン誌のインタビューで、30歳になるまで俳優業は保留にすると語っている。

Vは「Winter Bear」と「Scenery」を作曲し、ソロシングルのヒットを連発している。2020年には、韓国の大ヒットドラマ「梨泰院クラス」のオリジナルサウンドトラック「Sweet Night」を作曲・プロデュースした。この曲は、音楽業界の韓国記録をいくつも塗り替える大ヒットとなった。アーティストは江南の「アペルバウム」にアパートを持っており、約4億5千万の価値がある。

ジョングクの純資産額【2022年】

ジョングクはBTSの「ゴールデン・マンネ」で、純資産は約22億円と言われている。リードダンサーとボーカルを担当し、BTSの楽曲でラップを披露することもある。グループ最高のオールラウンドな才能の持ち主で、YouTubeやGoogleなどのプラットフォームで最も検索されるメンバーでもある。

ARMYにも絶大な支持を得ており、特に女性からの支持を集めている。ジョングクは、BTSのキャリアで多くのことを成し遂げ、メンバーの中で最も国際的に認知されているようだ。

また、ジョングクは資産を現金で支払うのが好きで、ソウルの自宅を購入した際も、約2億円を現金で資金調達した。ジョングクは、ソロのミックステープに取り組んでいると言い、2023年のリリースを待ち望むファンをやきもきさせている。

このミックステープが発売されれば、ジョングクの純資産は大幅に増加すると思われる。チャーリー・プース、ジャスティン・ビーバーなど、欧米のトップアーティストの楽曲をカバーし、多くの成功を収めているジョングク。また、欧米のアーティストとコラボする可能性もありそうだ。